新しい革について。
新しい革はね、素晴らしいのよ。
フランス原皮をイタリアにて加工しているのだけど、その工程が手間暇かかるのだ。
植物性タンニン(主にミモザや栗)を使用し鞣され、その後ゆっくりと時間をかけて牛脚脂をいれて仕上げているバケッタ製法で作られた革なのです。だから、オイルをたっぷりと含んでいて、ノーメンテナンスでいけるのです。前の革と比べて若干重い(シンプルバッグで50g前後)のはオイル分です。ヌメ革はキズが目立ちやすいですが、それも味。いいきります。でも使い始めのキズは悲しい気がしますよね。ちょっと爪で擦れちゃった。くらいの軽い傷は指の腹で少し力をいれてさするようにこすると(表現難しい)周りと馴染みますよ。お試しあれ。
使っていく程に濃く、艶もでてきますので、育て甲斐のある革です。で、そんないい革だから、もちろん革単価も上がり、いや、上がりっていうか、前の革の約3倍。ゆえに価格も値上がりしてます。ご了承ください。でもきっと手にしたときに素晴らしい革だと分かってもらえると思います。
予約販売は、ついに明日までです。よろしくお願いします。