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さよならアンドレ

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アンと暮らしはじめて13年と1ヶ月半。私はその間、恋人ができ恋人が夫になり、子どもが生まれお母さんになった。

初めてうちにやって来たときは、片手に乗るくらい小さかったアン。
放し飼いにしていたので、下にあるものは手当たり次第に噛まれた。本にコードに椅子の脚。私を起こしたかったのか朝方髪の毛を噛まれた事もあった。

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子どもが生まれると、アンに構ってやることが少なくなってしまったけど、私の分まで夫が愛情を注いでくれて、ここ数年は夫の言うことが分かるみたいに言うことを聞いてくれていたアン。

3年前に迷い猫(マムと娘が名付けた)を飼うことにしたのだけど、マムがいるのが怖くって柵(ベビーガードなので自由に出入り出来るのに)から出てこなくなってしまった。アンごめんね、この事だけは後悔。マムは2ヶ月しないうちにまたどこかにいってしまった。

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つい1週間前、子どもたちが騒ぎだした。
「アンちゃんが出てきてるよ!」見ると、柵から出てきていて、どこかに行こうとしているみたい。
伸びてしまった爪を切って、大好きなリンゴの皮(乾燥させたもの)をあげて柵にかえした。
なんだったんだろう。 

次の日から、アンは横たわって殆ど動こうとしなくなり、日をますごとに弱っていった。ご飯はもちろん、水も飲まずに、ただただ横たわっているだけのアン。
日曜日の夕方から、心臓の動きに合わせて痙攣するように手足が動いているだけになり、22時過ぎに心臓も止まってしまった。

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月曜日、子どもたちを早めに迎えに行き、庭にアンを埋葬することにした。
穴を掘り、牧草を敷きつめ、大好きだったリンゴの皮をいれた。

あの日柵から出てきたのは、最期を知らせる為だったのか。それとも、人目にふれずにひっそりと逝きたくて家を出ようとしたのか。

ウサギの寿命が7・8年といわれるなか13年も生きたアン。
命を全うしたんだ。

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こうして文章にしていると、アンとの思い出が色々思い出されて、泣けてくるけど、アンがいたという事実は、なんだか温かい気持ちにさせてくれる。


アン、ありがとうね。





















by nanaconana | 2016-12-21 19:35 |  andre